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Sapporo University of Arts

DESIGN

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vol.3

デザインの再定義

「絵が描ける」よりも大切なこと。社会が求めるのは、問いを立てる「思考力」。

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北海道経済産業局 地域経済部 産業技術革新課
知的財産室長

早乙女 愛佳

経済産業省北海道経済産業局知的財産室長。 東京都生まれ。2003年経済産業省特許庁に入庁後、知財戦略事例集作成、情報システム企画、経済産業省出向(コンテンツ産業担当)、人事採用、長官付主任、知財功労賞事務局を経て2024年4月から現職。特許庁デザイン経営プロジェクト事務局を経験し、道内への知財及びデザイン経営普及に努めている。

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デザイン学科 教授

鳥宮 尚道

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デザイン学科 准教授

丸山 宏昌

早乙女

私が北海道に来てたくさんの企業、地域、人に触れ感じているのは、社会におけるデザインの役割が劇的に広がっているということです。昔は「色や形を整える」のがデザインでしたが、今は「課題解決のプロセスそのもの」がデザインと呼ばれています。

鳥宮

大学のデザイン教育も、そこを重視して変わってきています。私は学生によく「デザインの仕事のうち、造形的な作業はほんの一部だ」と話すんです。大事なのは、その前段階。 日常の中で感じる「モヤモヤ」や「違和感」を放置せず、「なぜそう感じるのか?」「どうすれば解決できるのか?」と深掘りすること。その「問い」を見つける力が、すべての出発点になります。

丸山

そういう意味では、この大学に来てほしいのは「絵が上手い子」だけではありません。社会に対して関心を持ち、自分なりの視点で課題を探求したい子こそが向いている。 社会学的な視点で世の中を捉え、デザインの手法で解決策を提示する。このサイクルを回せる人材は、行政であれ一般企業であれ、あらゆる組織でリーダーシップを発揮できるはずです。

早乙女

保護者の方の中には「芸大に進むと就職が・・・」と心配される方もいらっしゃると思いますが、現場で見ている感覚はむしろ逆です。今、多くの現場で求められているのは、言われたとおりに手を動かす人ではなく、「何をつくるべきか」から一緒に考えてくれる人です。周囲を巻き込みながら課題を整理して、社会の中で形にしていくことの出来る学生は、企業や地域からますます求められる存在になっていくと感じています。

芸術学部 デザイン学科

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